やまんばの季節⁉
こんばんは!かるがもおはなし隊です
今日は立春
皆さん、昨日の節分では、豆まき、しましたか?
2日に節分なんて、
そんな年もあるんだなぁと
昨日は慌てて太巻きを作りました
今年はかんぴょうなどの材料を買わず、
ありあわせで
そぼろの太巻きを作ってみたら
けっこう好評でした
うちは太巻きだけで、肝心の豆まきやヒイラギいわしもやらないので、
食べて終わりです
さて、節分過ぎて立春とはいえ、寒さ厳しいこの季節におすすめなのが、
「うまかたやまんば」
おざわとしお再話 赤羽末吉 画 福音館書店
まず「うまかた」って、ご存知でしょうか?
「うまかた」って、馬に荷物をのせて運ぶお仕事をしている人のこと。
ある日、うまかたの男が、やまんばに出会ってしまいました。
だいじな馬を食べられ、自分も追われ、
命からがら身を隠し、何とか山小屋に逃げこみますが、
この山小屋、なんとやまんばのおうちで・・・。
しかし、うまかたは、大切な馬をとられた恨みで、
ここぞとばかり、やまんばをやっつける行動に出ます!
さて、やまんばの行く末は・・・?
こんなホラーな絵本があるのかと、びっくりなお話ですが、
そこはさすが昔話!
文面だけでは恐ろしい感じでも、
物語は、さらさらっと流れていきます。
そして最後は、憎らしかったやまんばが
なぜかかわいらしく映ったり・・・
夏よりも秋よりも、この季節に読んでいただきたい昔話です
そして、鬼と言えば、
「だいくとおにろく」 松井直(ただし)再話 赤羽末吉 絵 福音館書店
も、ちょっぴりかわいく思える「おに」が出てきます
ぜひ読んでみてくださいね
昔話で、おうちじかんを楽しむのもおすすめです